社会貢献(SDGs)

社会貢献(SDGs)

明治より印鑑づくりを通して、お客様の人生によりそってきた当社。 現在、さまざまな事業を通して社会貢献を積極的に進めています。 ここではその主な活動をいくつかご紹介いたします。

主な活動①

柘植(つげ)印材加工会社の計画的植林への協力

柘植(つげ)印材加工会社の計画的植林への協力

木製印材の質を維持することが、きっかけ。

2014年より鹿児島県南九州市頴娃町(えいちょう)の製材業者の方に委託して、薩摩本柘植(さつまほんつげ)という木の植樹・栽培のお手伝いを行っています。
本柘植は木製印章の印材として古くから広く愛用されています。

しかし近年、タイやカンボジアなどから輸入された、 柘植に似た安価な木材〝アカネ〟が多く流通していることもあり、柘植材の質の低下が見られています。

そこで4代目・小林照明が、自分の目で見て納得した素材のみを仕入れるため、柘植の産地・鹿児島県南九州市頴娃町(当時は鹿児島県頴娃町)を訪ねたことが、活動のきっかけでした。

  • 製造業者の方と4代目、5代目
  • 8年の時を経た柘植の木

柘植の植林で日本の伝統を守ってきた地域。

薩摩地方では200年ほど前から農家と製材業者が計画的に柘植の植林を行ってきた歴史があります。
櫛(くし)や将棋の駒、そろばんの珠、近年では印鑑の材料として用いるなど、「柘植のまち」としての歴史と伝統を守り続けています。
苗木を育てる農家、さし木をして7、8年経ったものを畑に植え育てる農家、そして製材を行う業者が一体となり、20年ほどのサイクルですべてを植林にてまかなっています。

輸入されているアカネ木材は、自然木を切り倒して加工されるため、自然破壊・森林破壊につながってしまう現状があります。
その点、頴娃町ではすべて植林ですから、自然環境を壊すことなく良質な本柘植材を安定して供給することができるのです。

いつかは、小林大伸堂の植林サイクルをここで描きたい。

植樹から製造加工まで一貫した自然にやさしい取り組みに共感するとともに、 日本のすばらしい伝統を次代にも継承していきたいと強く感じ、 このときにご縁をいただいた製材業者さんに依頼して本柘植の植樹・栽培のお手伝いを開始しました。

将来的には小林大伸堂専用の植林地を持ち、 柘植の印材全てをそこで育った薩摩本柘植でまかなえることを目指しています。 ※南九州市頴娃町での薩摩本柘植視察の詳しい様子はこちらからご覧いただけます。

主な活動②

印鑑の彫り直しリノベーション(改刻)

印鑑の彫り直しリノベーション(改刻)

単なる印鑑修理ではなく、「思い入れ」を受け継がせる。

ずっと大切に使っていた旧姓の印鑑、形見でもらった祖父の想い出の印鑑など。

当社では、「思い入れがあるけれど、欠けてしまった・古くなってしまった」というような 印鑑のお彫り直し(改刻)を承っております。 印面(文字を彫ってる面)をお彫り直しすることで、 新たな命を吹き込み、想いを繋いでゆくことにより、愛着のある印鑑を生まれ変わらせるのです。 ご注文いただくお客様は、 「修理」というより「思い入れを受け継ぐ」方法を求めてご相談に来られている方が多いです。

ずっと使い続けたい理由や想いに合わせたご対応。

彫り直しリノベーションには、「古くなったゆえの印鑑の彫り直し」以外に、以下のような事例が挙げられます。

「結婚で苗字が変わってしまうけれど、彫り直してこれからも使いたい」「御祖父様から形見で譲り受けた印鑑を、ご自身の名前に彫り直して使えるようにしたい」。

前者は、愛用するまたは受け継いだ印鑑を、新しくきれいに彫り直すこと。後者は、刻む内容そのものを新しくすることです。
想いの込められた印鑑を、今後どのように愛用されていくのかに臨機応変にお応えしていきます。

まずは、その印鑑にまつわる思い出などをお聴かせいただき、彫刻する内容を決め、希望の運勢を伺うとともに、画数調整などを行って仕上げていきます。どうぞお気軽にご相談ください。

主な活動③

ほめほめスタンプ

ほめほめスタンプ

地域の皆様への感謝の気持ちから制作。

2015年に、かわいいレッサーパンダのゴム印スタンプ「ほめほめスタンプ」と、LINEスタンプ版「さばえレッサーパンダLINEスタンプ」を制作しました。きっかけは、福井県鯖江市出店30周年・インターネット販売15周年を迎えたことです。感謝の気持ちを形にして地元の皆さまにお返しをしたいという想いでした。

※「ほめほめスタンプ」は「いいね!」「さすが!」「がんばったね!」など、ほめる言葉+イラストが10種類。

子どもたちが、ほめられることで自信を持ち、前向きになれるように。

「ほめほめスタンプ」は福井県鯖江市のマスコットキャラクター・レッサーパンダの「ウルウルちゃん」と「メガメガくん」が、「できたね!」「がんばったね!」とほめ言葉をなげかけるスタンプ。
イラストデザインと言葉の選定は、地元福井市の仁愛女子短期大学生活環境専攻の学生さんたちにご協力いただきました。

初期プランでは、単に「もっとがんばろう」「よくできました」という五段階評価の言葉のゴム印にする予定でしたが、元小学校教論で『パーソナルポートフォリオ』の第一人者である岩堀美雪先生にご意見をいただき、現行の内容へと変更しました。

「子どもはほめられると自分に自信が持てるようになる。自分に自信が持てれば前向きになれるし、人にも優しくなれる」、そして、評価するのではなく子どもたちの頑張りを認めほめる言葉にあふれたものを、とのアドバイスでした。

〝前向きな一歩を踏み出せるよう応援する〟ことは、当社が日ごろから大切にしている想い、姿勢に通じます。
そこからほめる言葉がたくさんそろった「ほめほめスタンプ」が誕生することとなったのです。

※2018年2月に、「ほめほめスタンプ」を鯖江市内の小学校低学年全クラスに寄贈。福井県内の小学校にも100組分を無料提供させていただきました。

地域の皆様の喜びが、当社のこれからへの励み。

「ほめほめスタンプ」の取り組みはテレビや新聞などでご紹介いただき、「子どもたちだけじゃなくて会社でも使わせてほしい」「老人ホームで使いたい」「孫の宿題に押してあげたい」など、たくさんのうれしい声をいただきました。

予想外の大きな反響に驚くと同時に、地域の皆さまに喜んでもらえるものをというこのような地域還元の取り組みが、私たちの喜びにも繋がるということを再認識し、当社の今後の事業への大きな励みとなりました。
(「ほめほめスタンプ」は、収益の一部を地域貢献事業等に寄付させていただいています)

※「ほめほめスタンプ」のご注文はこちらのページをご確認ください。

主な活動④

役目を終えた印鑑の供養

役目を終えた印鑑の供養

想いを込められ、道具以上の役割を持った印鑑だからこそ。

当社では、毎年10月1日の印章の日に、印章への感謝の意を込め、役目を終えた古い印鑑や欠けてしまった印鑑のご祈とうおよび焼納供養を行っております。
印鑑は契約時や金融機関への登録など人生の節目に重要なタイミングで使用するため、さまざまな想いが込められ、道具を超えた役割を担います。多くの方が自ら廃棄することにて対し多くの方が抵抗を感じるのも当然です。ぜひ役目を終えた印鑑を供養してあげてください。

ご祈祷や供養料などは一切無料です。

福井県では、毎年10月1日の印章の日に「はんこ供養祭」を行います。
当社には、供養を求め、年間で1,000本の印鑑が送られてきます。
お客様から届きました印鑑は、次の供養祭まで大切に保管させていただきますので、思い至りましたらいつでもお送りください。ご祈祷料や供養料などは一切無料で行わせていただきます。申し訳ありませんが、送料のみお客様がご負担ください。

ご供養を希望の方は、大変お手数でございますが、下記住所まで印鑑をお送りください。

〒916-0022
福井県鯖江市水落町2丁目28-29
株式会社 小林大伸堂内 印章焼納供養 係
TEL 0778-51-0628

SDGs活動

名前に込められた想いを、輝かせる。

弊社のビジョン“「想いを込める」文化を、更新する。”を念頭に、 “名前に込められた想いを輝かせる。”というミッションのもと、 下記をはじめとした、持続可能な開発への取り組みを積極的に進めています。

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人生によりそう印鑑づくりは、名前に刻まれた物語づくりへ。

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